ATSの制御チャンネル数を増やしたいために、受信機にフィルターを組み込むことになりました。
 こんな書物も買いました(=勉強したということでは無い) 結論から言いますと、この本は高周波の本でした。私のやろうとしている低周波向きでは 無かった。
 いざ回路を組んでみると、温度による周波数変化があまりにも大きく(0.6%/℃) 使い物になりません。 電子部品の本で調べました
 どの本にも書いてあるのが、コンデンサーの温度特性がよくないと言うこと。 コンデンサーを交換して見るも、ほとんど改善せず
 ついに? こんな記述を見つけました
 試してみた、コイルです。 左から 自作コイル3.1mH(ミリヘンリー) 3.3mH 10mH この中で、真ん中のコイルが小型でフィルター性能も良いので、最初は採用しました。 しかしここに落とし穴がありました。 温度による周波数変化があまりにも大きかったのです。
 市販品では、欲しい容量のコイルが無く、自分で巻くことになりました。 250巻きほどの作業で、1時間以上掛かります。 90回巻きの市販品なら 150円ほどの物が、手間賃だかで幾ら掛かるというのだろう。 温度による周波数変化の問題点を解決できて、足かけ3年に及ぶ試行錯誤も 大きな山を越すことが出来ました。
 受信機の電磁誘導アンテナ部分

コンパクトに組み込むことが出来ました。 送信コイルとの距離は、60〜200mmで受信可能です。 |