この記事を書くのが遅れて大変申し訳ありません。 ようやくトロッコの関係のものが一段落し、落ち着きを取り戻しました。
狩勝線の現役時代の写真の数々を提供してくださった方々が 9月に写真撮影の現場になったこの狩勝へ来訪してくださいました。
メンバーは、村樫四郎さん、堀越庸夫さん、杉江弘さん、そして いつもよいアドバイスをいただいている井門義博さんです。
井門さんは井門コーポレーションIMONの社長さんです。
この9月の私は大変な多忙で、体いくつがあっても足りない状態で、 言い訳でしかありませんが、せっかく来て頂いたのにこの日1日しか お付き合いできませんでした。大変申し訳ありませんでした。 (相当に恐縮しています)
そして早速、昔の撮影現場となった根室本線旧線の狩勝トンネルから新内間を 探訪します。もちろんちょうど新得町役場が今年行っている狩勝ダウンヒルを利用しました。 (狩勝ダウンヒルの情報はこちら)
自転車と人間をトラックなどで狩勝トンネルまで送ってもらいます。 そこから自転車で新内駅まで下って帰るといううれしい企画です。
狩勝トンネル前に到着後、まず記念撮影です。 村樫さんを含む撮影者の3名はあの日の撮影以来はじめての訪問だそうでこちらもビックリでした。 その後スタートし、ところどころで彼らの撮影ポイントを私がガイド。
狩勝峠 日本八景の一 の場所でまた記念撮影。 この標柱はレプリカですが、実物が立っていた場所とほぼ同じ位置に立っています。 これはエコトロッコの収益金で再現したもので、我会の松尾さんが作りました。
大カーブを自転車で下ってくる村樫さん、その後ろは井門さん。
大カーブの説明板の前です。 この説明板写真の提供者、村樫四郎さんです。 まさか撮影者本人とのツーショットがここで撮影できるとは 夢にも思っていませんでした。感激!
そして到着です。相当に時間をかけて下ってきました。 前日に降った雨でところどころぬかるんでいたのですが、 井門さんは泥除けの無い自転車を選択してしまったので 背中に泥が! 拭いてもらっています。
この次の日にエコトロッコに乗ってもらったのですが、 私は付き合えずでした。 なんども言いますが、本当に申し訳ありません。
杉江さんが今回のこの訪問を「交通新聞」のエッセイコーナーに載せていただきました。 大変ありがとうございました。 杉江さんは元日航の機長で、B747の乗務時間の世界記録を持っているすごいお方です。
杉江さんが撮影した新内トンネルを出て、狩勝トンネル方向へ走り去る キハ82「おおぞら」を捕らえた写真で、その下が現在の同じ場所から 同じアングルで撮影したものです。 明治の開通時からあるきれいな御影石の石垣。貴重です。 この石垣がなかったら、杉江さんの写真ももうどこだかわからなかったかもしれません。 いつまでも大切に維持管理していってほしいと思います。
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