今から25年前の1987年に当時ドライブには欠かせない マップルという道路地図の全国版を購入しました。(当時1800円) これで全国の廃線跡などまわるつもりで意気込んで購入しましたが、 さすがに全国は夢でした。
現在のように廃線本がいろいろ出版されている時代ではなかったので 廃線や未成線の存在はこういったものか古い道路地図、鉄道専門誌などで キャッチする以外になかったと思われます。
暇があれば地図をながめていたのですが、 二股線の遠江二俣駅(地図では)から北へ伸びる国鉄の予定線を発見。 当時住んでいた場所からも近かったこともあっていってみることにしました。
1988年6月25日出発
一日かけて巡ってみたいので、朝方に到着するよう夜中に出発。 まだ暗いうちに遠江二俣駅到着。
なんとあたり一面の霧です。なにも見えません。 とりあえず朝になるのを待ちました。 だんだん明るくなり、未成線跡を探そうと霧の中をウロウロしました。
だんだん晴れてきて出現したのがこの橋脚群。 霧の晴れ間といい、湖面に反射しているなんとも不思議な光景でした。
わけもわからず出向いたので、この橋脚の発見を起点に探し始めました。
地図上でいうところの、相津駅予定地
船明付近の築堤
トンネル名はわかりませんが、上の写真の北側になります。 このトンネルの反対側の出口は道路の真下で、 その道路から撮影したのが一番上の写真だったと記憶しています。 (ちがったらすいません) トンネルは直線なようで、出口の明かりが見えますね。 入る勇気はありませんでした。
築堤をくぐっていた道路から撮影しました。
利用した、マップル全国版(昭和61年9月発行)から
未成線を現地で探すにはちょっとアバウト地図かもしれませんね。
|