「北海道の鉄道の日」制定イベントのひとつで、 11月7日(土)、8日(日)の2日間にわたり、小樽の旧手宮線に残されたレールを使用して道内でトロッコを運営する5団体のトロッコを持ち寄り体験乗車できるイベントが行われました。
 その時のチラシです。 参加団体は、トロッコ王国美深、ひがし大雪高原鉄道、森のトロッコ鉄道エコレール、北海道鉄道文化保存会、そして私たち狩勝高原エコトロッコ鉄道です。
 コースは図のとおりで、途中片側3車線もある大きな道路に線路が分断されており、さらにこの部分はレール自体もアスファルトの下に埋まっているため、コースを2つにわけ、小樽駅方面をAコース(エンジン付トロッコチーム)、総合博物館方面をBコース(足漕ぎトロッコチーム)、そしてAコースに平行して線路を敷設したエコレールのCコースになっています。
さて、トロッコ搬入にあたり4tトラックをレンタルしました。
 まず糠平へ行き、エコレールの線路100m分を積込。 新内で屋根付車両のEF65と上茶路3号、それに乗せるための線路を積込ました。 そして小樽へGO!
 小樽は道が狭い上、交通量が多い大都会ですので、手宮線の線路へトロッコを下ろす場所に悩みました。いつもは森の中で行っていることは大都会では考えさせられることが多いですね。 住宅街のような中で、トラックからの坂道を作りトロッコを下ろして手宮線の線路へ乗せました。
 その後エコレールの線路敷設場所へ移動し、エコレールの線路を下ろします。 人間の背丈よりも高く積上げられた線路。台車に乗ってさらに敷設場所へ移動します。
 トロッコ王国美深
 ひがし大雪高原鉄道
 北海道鉄道文化保存会(手前の黄色のトロッコ2台です)
スタッフを行い、多忙だったせいで、エコレールの写真は撮れませんでした。(ごめんなさい)
 小樽市内を走るエコトロッコの屋根付車両EF65。後ろの2台は北海道鉄道文化保存会のトロッコ。
 Bコース(足漕ぎ)の雰囲気。
初日から大混雑で、切符売場には長蛇の列だったそうです。 新聞やテレビニュースでPRされたこともあり、各所で取り上げられています。 私たちスタッフはこの大盛況のおかげで、持ち場から離れることができず、 たいした写真が撮影できませんでした。うれしい悲鳴ですね。 さらに詳しくはレスポンスで取り上げていただきましたので、 http://response.jp/article/2015/11/09/263845.html 上記のURLをご覧ください。
また来年も実施できるといいですね。
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