根室本線旧線の狩勝峠は落合‐帯広間が1907年に開通して今年で110周年になります。 旧線時代の狩勝峠は日本三大車窓のひとつに数えられるなど、 北海道らしい雄大な風景の中を走っていました。 昨年は落合‐新得間で唯一だった旧線時代からある1907年から使用してきた 橋梁が流失してしまい非常に残念な災害がありました。
狩勝峠鉄路110周年を記念して、旧線時代の絵葉書を発売しました。
こちらは日本三大車窓絵葉書セットで定価450円です。 狩勝峠の旧線をはじめ、三大車窓である姨捨、矢岳といずれも蒸気機関車時代の写真を絵葉書にしてあります。
ご協力いただいた三大車窓撮影者です。 狩勝峠は堀越庸夫氏、姨捨は林暁氏、矢岳は村樫四郎氏です。
そして狩勝峠旧線の絵葉書は第一弾として3枚。 左から、新内隧道の狩勝峠寄り(キロ程滝川起点121k580m)を走るキハ80系の「おおぞら」がR211mの旧曲線を曲がり、バックにには雄大な風景が入っています。 撮影者は堀越庸夫氏です。
真ん中上は大カーブ(キロ程124k300m)の旧曲線と急勾配を登る函館行普通列車です。 きれいに円を描く煙が素晴らしい貴重な写真です。 撮影者は三品勝暉氏です。
真ん中下は狩勝信号場を発車する下り貨物列車で、先頭は新得機関区のD51811です。 バックの山は現在でも狩勝信号場跡地にいけば同じアングルで見られます。 そして狩勝信号場構内がはっきり写る貴重な写真でもあります。 撮影者は村樫四郎氏です。
いちばん左ははがき裏ですが、すべての絵葉書共通でこのデザインになっています。 各1枚150円
狩勝峠の絵葉書にはかならず列車走行位置のキロ程を記載しますので、 狩勝旧線ガイドブックとあわせてみると撮影場所などがわかり楽しさ倍増します。
現在エコトロッコは冬季休業中につき、 これら絵葉書は新得駅ステラ(駅キヨスク跡)で販売しています。
なお、エコトロッコ営業開始後はエコトロッコの受付でも販売します。 まだ種類を増やしていきますよ。
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