2014年5月12日で廃止になった江差線の木古内から江差駅間(42.1km)には まだまだ駅舎や線路など多数の施設が現存しています。 その中の湯ノ岱駅構内に残る線路を使用して、イベントを行います。 主催はエコトロッコではないですが、トロッコの貸し出しに協力します。 イベントは2015年10月11日(日)の1日だけの特別開催。
 イベントではトロッコの乗車以外にもグッズ販売などありますので、 詳しくは以下のHPを参照してください。 http://amanogawa.donan.net/
 8月に視察にいったときはこのような状況でした。ポイント切替られたら楽しそうなので、これを動かし1番線と2番線をトロッコで走行し、ポイント切替体験も行うようになっています。
さて、トロッコのほうですが、湯ノ岱にはトロッコ用の転車台は無いのです。 新たに転車台を作るには時間的にも金銭的にも難しく、トロッコそのものに転車機能が付いていればということで、その機能がまだ残存しているトロッコから2号車が選ばれました。
 2号車はエコトロッコの開業時からある車両です。 これは開業時の写真ですが、現在では多客時に使用する予備車的存在で、 あまり撮影されていません。
 さて一旦工場入りし、転車機能の復活とすこし手を加えます。 途中経過の写真は忙しくて撮り忘れました。 フレームを延長し、取り外せる簡易的な屋根をつけます。 後部座席は取り外せるようにし、小さい子供用の車椅子なら乗れるかと思います。上の写真は錆止め塗装直後です。
 エコトロッコといえば黄色の車両がほとんどですが、そろそろ黄色の塗料も底が見えてきていて、以前購入した国鉄色の山手線の黄緑色にしました。 後は乾燥を待つだけです。
 そして今回のイベントのために特製ヘッドマークを用意しました。 これは今回のイベントの主催である「北海道夢れいる倶楽部」のマークです。 以前の「あさかぜ」や「さくら」と違い文字が小さく時間も無いので手書きをやめシールを発注しました。
湯ノ岱駅でのトロッコ体験いかがですか。 是非おこしください。
|