電源は、初期不良と言うことで交換になった。

送られてきた電源を見ると、銘板シールの位置ズレも無く、「中身も大丈夫だよ」 と表現しているように感じた。 人間も機械、第一印象が肝心。

早速新しい電源を使用して、実験開始。
 黒い円が、ATS地上子(送信機) 赤い円が、車上子のアンテナ(受信機) 地上子の上を受信アンテナを手に持ち、右から左にできる限りの早さで通過させた。 私の腕を振る早さは、時速何キロなのか? → トロッコの通過スピードに ATSは追従出来るのか? 最低でも、20km/hはクリアーしたい。
 観測結果の画面。 地上子の間隔は0.5m 画面の一目盛りは25ミリ秒 → 55ミリ秒で通過している 計算すると、約33km/h
続いて、問題の電源装置で12Vから7Vまで下げて実験を行ったが、結果は 変化無し。(車上子は乾電池駆動なので、電圧変化が大きい) なかなか良い数字だ。 十分実用になる、となると何キロまで追従できる性能が、我がATSに有るのか 知りたくなってくるのだった
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